開院3年目を迎えました
おかげさまで当院も今日で開業3年目に突入しました! 開業から徐々にスタッフが増え、現在は訪問看護や居宅介護事業所の連携先も着々とでき、三鷹市およびその近隣地域から訪問診療の依頼を継続して頂いております。
開業してから本当に様々なバックグラウンドの患者さんを担当させてもらうようになりました。最近は、訪問診療をしていくにあたり、患者さんとその家族さんが抱えている問題の解決と生活面への医療サポートが大事だなと思うようになってきました。あくまで薬の処方や床ずれなどの処置は、患者さんとご家族さんの問題を解決する一つの手段であり、生活の質の向上や入院回避の手段だと思うのです。
点滴やカテーテルなどいわゆる医療度が高い状態の方を担当すると、どうしてもそちらの処置に我々医療スタッフは目がいきがちですが、1件1件のお家で訪問診療が必要な理由は何か、当院が役に立てることは何か、を医療の枠にとらわれず要素を分解し、どう支えていくかを多くの視点で考えることが本質ではないかという仮説を持ち始めた所です。今年もお一人お一人のニーズを分析しながら診療し、さらに深めていきたいと思っています。
また、当院では総合診療医の先生、医学部の学生さん、訪問看護師さん、介護施設長さん、事務長さんなどの見学を受け入れてきました。
これら見学は、専門職への在宅医療の普及や医療介護の連携に繋がり、これからますます増える超高齢社会の担い手の養成・育成にもなりますので、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
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